入賞の皆さん
優勝
尾本・岡田組
（ローズヒル/チームＹＳ）
準優勝
佐久間・栗林組
（Ｃ．Ｎ．Ｔ/キャンビー）
今年の「殿山ワンデイ」は、 予選リーグから厳しい戦いの連続です。
５月の桑名杯でＣに進級して勢いのある選手や、
直前のピンクリボンで上位に勝ち上がったり勝ち残っている方や、
過去の「殿山ワンデイ」の上位入賞者など多くの実力者が参加しています。
どのチームが優勝してもおかしくない状況です。
高いレベルの中で決勝に進んだのは、
直前のピンクリボン５Ｒで第１シードに惜敗するも勢いのある「佐久間・栗林ペア」と、
地域のクラブ大会や市民大会に優勝経験のある実力者「尾本・岡田ペア」です。
＜決勝戦の試合の流れ＞○付き数字はキープ。
尾本・岡田組 １ ② ３ ４ ⑤ ６ ⑦ ：７
佐久間・栗林組 １ ② ３ ④ ５ ：５
白熱の決勝戦では、
両者ともストローク力があるので、立ち上がり雁行陣のプレーをします。
まもなく、より積極的なネットプレーをしたペアの方が、
ポイントを若干多く取れている展開になっていきます。
両ペアとも強打のストロークが有り、キレのあるネットプレーもでき、
ボレーボレーに機敏な反応する良いテニスをします。
互角の戦いの中では、心の力が勝負の行方を左右しがちです。
しかし、どんどん前に攻めていくと、相手からロブが上がったり
攻める気持ちが強すぎてフォーメーションが崩れたりして、
前に行く気持ちが弱くなる瞬間があります。
５ゲームがキープ、７ゲームがブレークという揺れの多い試合です。
「攻めすぎてのミスやロブが怖い！」という消極的なポジショニングと気持ち、
「勇気をだして絶対にネットプレーで！よりネットに近く！」と強い気持ちが、
振り子のように両チーム間で揺れていたからでしょう。
大詰めの、岡田さんサーブの１２ゲーム目はノーアドになり、
一方はマッチポイント、他方はゲームポイントです。
両者とも強気に攻めたこのポイントは、激しいボレーボレーからの
一瞬のボレーロブがエースになり、ゲームオーバー！
両ペア間の強気と弱気の揺れ、小気味の良いテニス、
あわやタイブレークという緊迫感は見ている皆さんに感動を与えました。
７月には友納杯があります。
決勝戦の２ペアのみならず、今回の参加選手にはＢ進級の可能性を感じます。
皆さんの活躍を大いに期待し、応援をしたいと思います。
３位
花島・三井組
（総武グリーン/スマイルズ）
４位
木達・本間組
（うさぎ/ソックス）
２位Ｔ・優勝
川崎・田名部組
（ハイブリッド吉岡/ＰＶ）
２位Ｔ・準優勝
今井・杉本組
（チャンス/総武グリーン）