2007千葉なの花ジュニアテニストーナメント

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入賞者のご紹介
<小学・低学年・男子>(3/24 青葉の森)

左から、優勝:水口 弘裕君(志津TC)
        準優勝:村 佑樹君(A−one)
           3位:多保田 拓哉君(八千代SGITS)
             4位:平松 晋之祐君(K.T.T)


SF1:村 佑樹6−5平松 晋之祐
SF2:多保田 拓哉46水口 弘裕

3位決定戦:平松 晋之祐36多保田 拓哉 
決勝:村 佑樹26水口 弘裕 
 決勝戦(3位決定戦も同時進行)の頃は風が強くなり、選手たちのプレーにも曲がってアウトするなどの影響が出ていた。
 両者ともフォアハンドはしっかりスピンがかかり、ミスしそうもない。
 局面を打開しようと村君の方が仕掛けます。しかし、トップスピンとスライスでチェンジオブペースを試みている最中に先にミスする。また、高いムーンボールで相手のミスを誘おうとするが、滞空時間が長いので水口君はことごとく得意のファオに回り込み、苦もなく返球される。
 相手の仕掛けを、安定したフォアのストロークで返球し、チャンスには左右に相手を振り回してポイントを重ねた水口君の僅差の勝利。
 村君は、攻めのアイデアは良いのに実現するショットが未熟だったのか、あるいは長いラリーを平気で楽しむ精神力が足りなかったのかを検証してほしい。

 試合が終わるのを待ちかねた様に雨が降ってきた。
<小学・低学年・女子>(3/26 青葉の森)

左から、優勝:青木 嶺衣さん(オールサムズTC)
       準優勝:坂本 唯菜さんアポロコーストTC
         


決勝:
坂本 唯菜36青木 嶺衣 
 勝敗を分けたのは、一にも二にもサービスの確率でした。
 優勝の青木さんのダブルフォールト1個に対して、坂本さんはファーストの確率が悪く、セカンドも入らないことが多く、プレーにイライラがつのっていたので、そのダブルフォールトの多さが惜しまれます。
 それ以外ほとんど差を感じないゲーム展開です。その中で、青木さんのミスしそうもないストロークの弾道が、攻め急ぐ坂本さんのフラットドライブのネットミスやアウトを誘いました。
 低学年ながら二人とも、プレイスタイルができていること、ひたむきにボールを追いかける姿、とても感動的でした。
<小学・高学年・男子>(3/27 青葉の森)

左から、
優勝:小沼 史弥君(セントラルTS長沼)
    準優勝:坂本 勇馬君(アポロコーストTC)
        3位:大森 由貴君(TAC)
           4位:波多野 雄斗君(セントラルTS長沼)

SF1:○坂本 勇馬6−1大森 由貴 
SF2:波多野 雄斗5−6小沼 史弥 

3位決定戦:○大森 由貴6−4波多野 雄斗
決勝:坂本 勇馬56小沼 史弥 
 互角の試合内容で、先行・並ぶ・先行のパターンで5−5になり、最後の1ゲームも緊張感あふれる試合だった。
 優勝の小沼君は身体全体を使った、高いループのトップスピンで相手を後方に釘づけし、チャンスボールはフラットドライブでエースを狙う。攻められた時も一生懸命走りコートをカバーしていた。応援団も多く、それも力になったようだ。
 坂本君は、しっかりスピンの効いたストロークで左右に振り回し良い試合展開だった。ただ、(ショートクロスで作りだした)オープンスペースに放つダウンザラインがしばしばサイドアウトしたり、攻め込んだボールがスピンが多すぎて相手に追いつかれるなど、精度とスピードの改善が期待される。
スタッフが、「初心者大会の、なの花ジュニアでこれほどの試合を見ることができてよかった」と言うほど、内容のある試合だった。
 
<小学・高学年・女子>(3/27 青葉の森)

左から、
優勝:梅原 悠さんプラムページTP)
       準優勝:鈴木 香菜さん(千葉市少年テニス連盟)
          3位:宮野 奈菜さん(A−one)
            4位:加藤 遥香さん(ジュドポームTC)
SF1:○鈴木 香菜6−0加藤 遥香  
SF2:宮野 奈菜46梅原 悠

3位決定戦:加藤 遥香1−6宮野 奈菜 

決勝:鈴木 香菜06梅原 悠 
 20分弱の短い試合になってしまった。
優勝した梅原さんのショットは、練習の賜物でしょうか、1球ずつコースを突くことで確実にチャンスを作り出しています。深いボールを角度のついたボールとのコンビネーションが効果的でした。今後、上位の大会を目指すにはファーストサービスの研究が必要と思われます。
 鈴木さんは、ボールに対する執着心があり、足も速く梅原さんのショットに良く追いつき善戦していました。ただ、この試合ではパワー不足を感じましたので、今後体力がついてくれば大いに期待できます。
<中学生・男子>(4/2 青葉の森)

左から、
 優勝:江波戸 舜君(コナミSC西船橋)
     準優勝:相木 良太君(千葉市少年テニス連盟
         3位:戸高 諄也君(千葉ローンTC)
              4位:柚木 隆太君(市川中) 

SF1:○相木 良太6−2戸高 諄也   
SF2:柚木 隆太2−6江波戸 舜○

3位決定戦:○戸高 諄也6−3柚木 隆太
決勝:相木 良太36江波戸 舜
 両者ともに、ミスをしないようにつないで、相手のミスを待つタイプ。
 優勝した江波戸君は背が高く、ビッグサーブというわけではないが、上から直線的にたたきつけるサービスが印象に残ります。
 相木君は普通のラリーの時に、凡ミスが出てしまいました。
 両者とも、この入賞をいい機会に、一つでも多く試合に出場して経験を積んでほしいものです。
 江波戸君、「初めての優勝で、うれしいです!」と喜びを語っていた。
<中学生・女子>(4/2 青葉の森)

左から、
  優勝:佐々木 優衣さん(麗澤中)
       準優勝:入村 有紀さん(麗澤中
           3位:乙黒 菜子さん(麗澤中
              4位:遠藤 有菜さん(東京学館浦安中)

強風の中行われた大会をリポート!
SF1:乙黒 菜子1−6佐々木 優衣○ 
SF2:○入村 有紀6−3遠藤 有菜
   
3位決定戦:○乙黒 菜子6−5遠藤 有菜
決勝:○佐々木 優位6−3入村 有紀 
 麗澤中同士の決勝戦は、お互いに、スピードや回転ではなく頭脳的プレーで相手を揺さぶる戦法でした。
 負けた入村さんは、準決勝で有効だったドロップショットを多用しポイントを重ねた。次第に相手に読まれて拾われ、より厳しいドロップショットのミスが出たりして次第に佐々木さんのペースになった。
 優勝の佐々木さんは、相手ドロップを読みと足の速さで追いつき、逆にチャンスにして中盤から引き離した。
 ストロークにパワーと正確なコントロールがないため、ラリーが41回続くポイントもあった。この忍耐力には脱帽!
 今後も練習して、スピードとコントロール力のUPを図って欲しい。
<高校生・男子>(3/29 青葉の森)

左から、
優勝:志水 洋介君(幕張総合高)
    準優勝:木 暁史君(幕張総合高)
        3位:澤田 俊博君(市立船橋高)
           4位:板東 真輝君(千葉南高)
強風の中の試合となった!
SF1:○志水 洋介6−1澤田 俊博
SF2:○木 暁史6−2板東 真輝
3位決定戦:○澤田 俊博6板東 真輝 

決勝:○志水 洋介6−5木 暁史
 同じ高校の先輩(志水君)と後輩(木君)の対戦となった。
2−2まで接戦だったが、木君はハードヒットで志水君のミスを誘い、一気にペースをつかみ4−2となる。
 優勝した志水君は、後半からチャンスを作ってネットを取るパターンでポイントを重ね、流れを変えてついに5−5となる。
 最後の1ゲームは、志水君、先輩の貫禄でしょうか、ラブゲームでものにしました。
<高校生・女子>(3/31 青葉の森)

左から、優勝:今野 藍紀さん(薬園台高)
       準優勝:柴田 香さん(薬園台高
          3位:牛島 希実さん(検見川高
             4位:帆足 真理子さん(秀明大八千代高)

桜が満開目前!花曇りのなか行われました。
SF1:帆足 真理子5−6柴田 香○
SF2:牛島 希実3−6今野 藍紀○
3位決定戦:帆足 真理子4−6牛島 希実○ 


決勝:柴田 香26今野 藍紀○ 
同じ高校の同級生対決で、仲が良いのでしょう終始なごやかムードだった。
お互い丁寧なショットを放ち、どちらが勝っても良い試合でした。
今野さんが、少しずつ少しずつ集中力を増してきて、ミスが少なくなり、又、つなぎのストロークから、アングルショットを打ってポイントを取るパターンも決まり、うれしい初(?)優勝となった。
柴田さんは、今野さんの球筋が苦手と思っているので、今後の練習で克服して欲しい。
試合態度は、ジャッジ、コールやアナウンスもしっかりしていて好感が持てた。