入賞者(ベスト4)のご紹介 | |
12才以下男子(於:青葉の森スポーツプラザ、12/24) 「12才以下男子」の全結果 左から、 3位:岡 倫太郎君(楠C) 準優勝:寺薗 純眞君(楠C) 優勝:白清 健祐君(フミヤエース市川TA) 4位:福地 翔太君(オールサムズTC) 12/22は気温が10℃を切り、時々小雨の寒い中、 QF以降が行われた。 決勝:白清 健祐 7−5 寺薗 純眞 第1シードの白清君と第2シードの寺薗君の対戦となった。先行したり先行されたり互角の試合になった。 両者のサーブもストロークも、ミディアムなスピード・スピンできっちりコントロールされている。フットワークはポジショニングもリカバリーも申し分ない。 5−5から声を出し攻めの気持ちをショットに乗せた、白清君が2ゲーム連取し7−5で優勝した。 寺園君のストロークはループ気味で安定性を重視しているようだ。一方、白清君のショットはより攻撃的な弾道で、構えたらエースを狙える。その攻撃的なところを、終始キープ出来たところで勝敗が決したのではないだろうか。 3位決定戦:岡 倫太郎 6-4 福地 翔太 |
12才以下女子(於:青葉の森スポーツプラザ、12/24) 「12才以下女子」の全結果 左から、 優勝:八田 佳子さん(TAC) 準優勝:谷古宇 茉弥さん(アートヒルTC) 3位:眞島 歩実さん(八千代SGITS) 4位:後藤 祐香さん(オールサムズTC) 12/24は風が強くなり、記念写真も強風の中! 決勝:八田 佳子 6−3 谷古宇 茉弥 攻めの八田さんと、デフェンスの強い谷古宇さんの対戦だ。 序盤、八田さんが左利きのサーブとストロークの強打で、谷古宇さんを圧倒し3−0となった。 しかし、谷古宇さんは長いリーチを生かして攻撃をしのぐ。そして、少しでも余裕があると左右に散らし、八田さんのミスを誘う。 次第にシーソーゲームになって、谷古宇さんは3−4まで追い上げる。 ここで、八田さんは前に詰める戦術を使うようになり、6−3で逃げ切って優勝した。 3位決定戦:眞島 歩実 6-1 後藤 祐香 |
14才以下男子(於:千葉県総合スポーツセンター、12/25) 「14才以下男子」の全結果 左から、 優勝:五反田 龍伯君(殿山TG) 準優勝:大森 由貴君(TAC) 午後から風が強く、試合は強風の中で行われた。 QF(決勝扱い):五反田 龍伯 6−3 大森 由貴 両者とも、立ち上がりは風上からはアウト、風下で大事に行ってネットと強風に対応できず、ブレークゲームになる。 五反田君が強風へ早く対応をし、4−1となる。大森君も中盤から風に対応し、3−4まで追い上げる。大森君はガッツを表面に出し、五反田君は対照的に静かにプレーをする。 終盤は、五反田君の各ショットにコースやスピードにキレが出始め、大事なポイントを取って優勝した。 風下のサービスで大森君は太陽がまぶしいが、左利きの五反田君はまぶしくない、というアドバンテージはあった。 両者とも、風をいかに味方につけてミスせず有利に展開しようと苦心し、緊張感あふれるゲームだった。 |
14才以下女子(於:千葉県総合スポーツセンター、12/25) 「14才以下女子」の全結果 左から、 優勝:村 依里さん(CTA個人会員) 準優勝:川口 真弥さん(殿山TG) 3位:江崎 希海さん(TTC) 4位:梅原 悠さん(プラムページTP) 午後から風が強く、試合は強風の中で行われた。 決勝:村 依里 7−5 川口 真弥 熱戦だった。デュースゲームが多く、特に7ゲーム目は8回のデュースだった。 高村さんは5−3から、5−5に追いつかれる。6−5から、タイブレークかと思われたゲームを、2回目のデュースでキープし優勝した。息詰まる戦いだった。 高村さんは、オーソドックスなプレーをする。スピンを打ちこみオープンコートを作る、チャンスボール攻める。 川口さんのテニスはとてもクレバーで、相手が攻めてくれば当ててかわし、油断していると攻める。相手がいやそうなムーンボールを打ち続けたり、スライスでペースを変えたりする。最大の持ち味は、どんなオープンコートができても絶対あきらめない、転んでも返すところだ。 高村さんは簡単にポイントが取れない中、最後に相手を振り切ったメンタルの強さは立派だった。 3位決定戦:江崎 希海 7-6(4) 梅原 悠 |
16才以下男子(於:千葉県総合スポーツセンター、12/26) 「16才以下男子」の全結果 左から、 優勝:岩崎 海都君(松原TS印西) 準優勝:相木 良介君(千葉市少年テニス連盟) 3位:松本 一郎君(市川高) 4位:深谷 祥孝君(ken’sインドアTS四街道) 横からの寒い風が強く吹く中、QF以降が行われた。 決勝:岩崎 海都 6−3 相木 良介 両者とも、しっかりとスイートスポットでとらえたヘビースピンのストロークは心地よい打球音でミスが少なく、横風にも良く対応していた。ベースラインからのストローク主体のゲームプランがよく似ている。 岩崎君が1−2から、わずかに流れが来ていたのか、3ゲーム連取して4−2になったのは大きい。7ゲーム目はデュースとなって岩崎君5−2。 8ゲーム目は相木君がデュースで取って5−3となる。 相木君に流れが変わりかけた9ゲームは、相木君に次々とチャンスボールがめぐってくる。 相木君はそのチャンスボールをアタックするが、4ポイント連続のネットやアウトでゲームオーバーとなった。悔やまれるミスだが、全力を尽くした両者は正々堂々の握手で健闘をたたえ合った。 3位決定戦:松本 一郎 7-6(2) 深谷 祥孝 |
16才以下女子(於:スポーツセンターコート、12/26) 「16才以下女子」の全結果 左から、 優勝:大中 彩夏さん(サムライテニス) 準優勝:田治見 千歩さん(TTC) 3位:登坂 瑛美さん(VOTA) 4位:加藤 真帆さん(渋谷幕張中) 横からの寒い風が強く吹く中、SF以降が行われた。 決勝:大中 彩夏 6−1 田治見 千歩 デュースゲームが1回もない決勝戦だった。横からの強風がかなりゲームに影響したようだ。 田治見さんのサーブはトスが高く、風の影響で何回も上げ直すなど、サービスゲームのペースがまったくつかめない。 背の高い大中さんは、高い打点からのフォアのフラットストロークはすごい武器で、深さ速さでエースを奪っていた。 田治見さんは長いラリーをしようと試みるが、大中さんの精度が高い、フォアとバックのダウンザラインへのストロークで、エースを取られてしまう。 危なげない、第1シードの優勝だ。 3位決定戦:登坂 瑛美 6-4 加藤 真帆 |
18才以下男子(於:青葉の森スポーツプラザ、12/28) 「18才以下男子」の全結果 左から、 優勝:今井 亮介君(八千代松陰高) 準優勝:渡辺 和輝君(県立千葉高) 3位:花島 大樹君(ローズヒルTC) 4位:金澤 尚史君(市川高) 最終日になって絶好のコンディションのなか行われた。 決勝:今井 亮介 6−4 渡辺 和輝 両選手とも180cmぐらいの長身ながら動きも早く、ミスの少ない好試合。 渡辺君のストロークはエッグボールで相手に食い込む。 そして、ペース変えるためバックのスライスを意識的に使う。 スピンサーブもかなりキックしてリターンがしにくい。 楽なゲームではないが、ポイントを重ねて3−1とリードする。 今井君は1−3の頃から、次第に持ち前のストロークのハードヒットのミスがなくなってくる。渡辺君のエッグボールを、今井君が高い打点でハードヒットする展開になってきた。今井君が次第にペースをつかみ、3−3になる。 ここで、両者とも果敢にネットプレーを仕掛け、お互いブレークで4−4。9ゲームもお互いネットプレーが多い長いゲームになり、6回目のデュースで今井君がブレークする。 10ゲーム目、ネットプレーを仕掛ける渡辺君にアプローチやボレーのミスが出る。 今井君キープして6−4で勝利した。 好試合の苦しい決勝戦を制し、うれしい優勝だ。 【3位決定戦】花島 大樹6−4 金澤 尚史 |
18才以下女子(於:青葉の森スポーツプラザ、12/28) 「18才以下女子」の全結果 左から、 優勝:高嶺 菜摘さん(八千代松陰高) 準優勝:藤江 渚さん(八千代松陰高) 3位:四ツ倉 由歩さん(稲毛高) 4位:坪根 優子さん(八千代松陰高) 最終日になって絶好のコンディションのなか行われた。 決勝:高嶺 菜摘 6−3 藤江 渚 決勝戦は、手の内を知っている同じ高校同士の対戦となった。 序盤、ハードヒットの藤江さんにミスが多い。 一方、高嶺さんのカウンター気味に相手左右に打ち分けるショットが 功を奏し、3−1とリードする。 中盤は藤江さんのミスが減り、3−3まで追い上げる。 ここで、高嶺さんは硬軟を混ぜ、前後の揺さぶりをかける作戦が成功し 2ゲーム連取で5−3と突き放す。 9ゲーム目に藤江さんは開き直り、強気で攻めたが、 高嶺さんは身体のバランスを保ち冷静に対応し、 相手ミスを誘って6−3で優勝だ。 【3位決定戦】四ッ倉 由歩7−6(6) 坪根 優子(八千代松陰高) |