2009年 第22回千葉ウィンタージュニアテニス選手権大会

結果速報(全種目)

入賞者(ベスト4)のご紹介
12才以下男子
(於:青葉の森スポーツプラザ、12/20)

 写真左から
気温が低いが、陽射しは暖かい。
    午後から風が強くなり、プレーに影響を与える。
優勝:松尾大翔(鷹之台TC)
     準優勝:白石 光(AJTA)
          3位:湯田和郁(白井TC)
               4位:玉越飛鳥
(志津TC)
 


決勝戦:松尾大翔6-4白石 光
両者、トップスピンをかけたフォアがコントロールが良い。バックでは両手打ちでスライス処理も上手だ。ゲームスタイルが似ていて、内容的にも互角だ。
松尾君はパワーのあるストロークが高く弾み、コースもよい。パワーのある高く弾むストロークで、相手ミスを誘うのがポイントパターンだ。
白石君は小柄でパワーがないが、ポジションをキープするフットワークが良く、コースへ打ち分ける。攻め急ぐ松尾君のミスを誘ったり、セカンドサーブをたたいてネットに出て得点するパターンもしばしばあった。
最終的には、パワーに勝った松尾君が攻めきって、うれしい優勝だ。ウィナーズスピーチもすらすら述べて、大変良かった。


3位決定戦:
湯田和郁6-3玉越飛鳥

12才以下女子
(於:千葉県総合スポーツセンター、12/23)

 写真左から
陽射しが暖かく風もない、絶好の大会日和。。
優勝:猪俣莉々花(フミヤエース市川TA)
    準優勝:高橋麻紋(TAC)
        3位:矢川穂果(鷹之台TC)
            4位:古屋博香(Ken's NTA)
 


決勝戦:猪俣莉々花6-0高橋麻紋
準決勝まですべて6−0で勝ちあがった猪俣さんが、決勝でも小柄ながら力強いストロークで、高橋さんを圧倒する。
高橋さんは、大きなフォームでつなぐテニスをする。相手ショットが甘いとコースに攻めて得点をするが、全体的に猪俣さんのショットに押され、抑えきれないアウトのミスをする。
ラリーが長いポイントが続くが、猪俣さんのミスが少なく高橋さんが多いということで、一方的なスコアになった。
猪俣さんは、「08ウィンターベスト8」・「09千葉市小学生大会3位」と確実に力をつけてきて、1ゲームも失わず今回のうれしい優勝となった。


3位決定戦:
矢川穂果6-1古屋博香

 
14才以下男子
(於:千葉県総合スポーツセンター、12/24)


優勝:長谷川航汰(鷹之台TC)
     準優勝:矢島知樹(セントラルTS長沼)
          3位:塚越皓平(鷹之台TC)
               4位:井上雄貴(GEN TA)
 

本日も暖かく大会日和。
決勝戦:長谷川航汰6-0矢島知樹

長谷川君は速いサーブで相手を崩し、リターンはコースへコントロールする。矢島君は左利きのショットをコースへコントロールする
サーブ・ストロークとも強打の長谷川君が主導権を握り、矢島君が守勢のゲーム展開になる。

ストローク戦において、矢島君のミスが目立ち、一方的なスコアになった。堂々の優勝だ!



3位決定戦:塚越皓平6-1井上雄貴

14才以下女子
(於:千葉県総合スポーツセンター、12/24)

優勝:鈴木春佳(プラムページTP)
     準優勝:橋場 渚(TAC)
          3位:田村有希(Ken's NTA)
               4位:高橋夢佳(初石TC)
 

本日も暖かく大会日和。
決勝戦:鈴木春佳6-1橋場 渚
鈴木さんのフォアハンド・ストロークはパワー十分。力強いサーブで崩し、甘いリターンをコースへ叩いて得点するパターンだ。
橋場さんは、つないで凌ぐ、時には相手のスピードを利用してカウンターショットを放つプレースタイル。
しかし、鈴木さんのパワーが橋場さんを圧倒し、一方的な展開になった。フレッシュベスト8から大きく躍進して、大きなタイトルを手にした。


3位決定戦:田村有希6-1高橋夢佳
16才以下男子
(於:千葉県総合スポーツセンター、12/25)

優勝:権藤圭祐(東邦中)
    準優勝:渡辺拓実(プラムページTP
        3位:山上脩造(プラムページTP
            4位:前田勇哉(市川中)
 

今日も良い天気。3日連続で絶好の天気だ。
決勝戦:権藤圭祐6-4渡辺拓実
渡辺君は、長身からの速いサーブでエースを奪ったり、時折ネットに出てボレーでポイントする。なかなか、良いテニスをする。
権藤君は、プレースメントのテニスで、相手のミスを誘う。
渡辺君のパワーテニスと、権藤君のフットワークを生かしてボールをコントロールしていくテニスは、シーソーゲームとなる。
わずかなミスの差で、権藤君が決勝を制して優勝トロフィーを手にした。

3位決定戦:山上脩造6-1前田勇哉

 
16才以下女子
(於:千葉県総合スポーツセンター、12/25)

優勝:根本咲菜(プラスαTC)
    準優勝:中 毬瑛(TOPインドアTS津田沼)
        3位:高嶺聖実(ローズヒルTC)
            4位:西脇 萌(コチインドアTC)
 

今日も良い天気。3日連続で絶好の天気だ。
決勝戦:根本咲菜6-0中 毬瑛
参加選手の中で、ランキングが飛び抜けていた根本さんは優勝候補だった。
1回戦からボールをガツンガツンと強く叩き、リターンエースやストロークのエースの山を築いた。
根本さんのパワーの前では決勝の中さん始め、他の選手はテニスをさせてもらえなかった。
圧倒的な優勝だった。

3位決定戦:高嶺聖実6-4西脇 萌

18才以下男子
(於:青葉の森スポーツプラザ、12/28)

9時頃小雨がぱらつき、進行が危ぶまれたが、すぐ止んで、全種目無事に終了した。
優勝:原 凌(殿山TG)
     準優勝:上野山裕之(昭和秀英高)
            3位:松本一郎(市川高)
                   4位:中村健耶(殿山TG)

決勝戦:
原 凌 6−2 上野山裕之
競った試合は2-2まで進む。
ここで、上野山君のガットが切れてしまった。
予備ラケットの張替ができず、たった1本で5R以降に臨んだこの日、絶体絶命だ。友人のラケットを借りて試合続行。しかし、飛びすぎるのかミスが多くなる。
一方の原君は、前日に3本とも張り替えて心に余裕がある。平常心で試合をすすめる。
上野山君の高い打点から放つフォアハンドは速い。ダビデンコのような球筋で、しばしばエースを奪う。
しかし、原君のガツンという当たりのショットはスピード・スピンとも十分。コーナー深くへ、ショートクロスへ、ダウンザラインへと放たれ3〜4本のショットでポイントを組み立てて得点する。また、甘い球をアプローチ、そしてネットプレーでの得点の回数も多く、つけ入る隙がない。
原君は、07年ウィンター「16才以下優勝」に続くうれしい優勝だ。


3位決定戦:松本一郎 6−2 中村健耶
18才以下女子
(於:青葉の森スポーツプラザ、12/28)



9時頃小雨がぱらつき、進行が危ぶまれたが、すぐ止んで、全種目無事に終了した。
優勝:中山芽衣(ニッケコルトンTG)
    準優勝:勝俣友梨香(東海大浦安高)
         3位:砂川恵利佳(木更津高)
               4位:吉川愛美(渋谷幕張高)

決勝戦:中山芽衣 6−1 勝俣友梨香 
勝俣さんは、ショットをつないで相手ミスを誘うプランだ。
中山さんは、両手打ちバックのストロークを勝俣さんのバック深くにコントロールし、しばしば得点する。サーブとストロークのスピード・プレースメントに勝る中山さんが、始めから試合の主導権を握っていた。
07年ウィンター「16才以下準優勝」の中山さんは、パワーアップして今年の大会に臨み、ついに念願の優勝を手にした。


3位決定戦:砂川恵利佳 6−4 吉川愛美