第25回千葉フレッシュジュニアテニストーナメント(2010年)
「結果」
各年齢別の入賞者のご紹介 | |
18才以下・男子(7/22:青葉の森) 写真左から 優勝:志村 風信(秀明八千代高) 準優勝:堀ノ内 建(土気高) 3位:小田 康太(稲毛高) 決勝:志村 風信 6−0 堀ノ内 建 志村君はスピード十分のサーブ・ストロークで攻撃的テニス。 堀ノ内君はつないで相手のミスを待つ守備的テニス。 志村君は、サービスゲームでもレシーブゲームでも初球から持ち前の攻めを展開し、ゲームを支配し一方的な試合となる。 「1週間前の膝のケガで大会に間に合うかどうか心配だった!」という志村君が、2008年フレッシュ3位に続くうれしい優勝となった。 |
18才以下・女子(7/23:青葉の森) 写真左から |
16才以下・男子(7/26:青葉) 写真左から 優勝:安斎 良太(秀明八千代高) 準優勝:高橋 大樹(ニッケコルトンT G) 3位:櫻井 理想(渋谷幕張高) 4位:田中 優輝(きさらづアウルTC) 決勝:安斎 良太 6−1 高橋 大樹 優勝の安斎君(左利き)にインタビューをしました。 「高橋君はつなぎが上手く、苦手なタイプです。ただ、今日はサーブが調子良く、主導権を握って攻め続けることができました。暑い中で良いプレーができ、去年のフレッシュベスト8を超える初優勝はうれしい。この夏休み、良いスタートを切ることができたので、次の大会でも優勝を目指したい。」 大会会場に一番乗りの理由を訊ねると、「いつも1時間半前には会場に着くようにしている」とのことだ。素晴らしい心がけだ。 3位決定戦:櫻井 理想 6-4 田中 優輝 |
16才以下・女子(7/26:高浜) 写真左から 優勝:河野 遥香(千葉北高) 準優勝:山ア 緑(アートヒルT C) 3位:中村 瑞希(A-one) 4位:美藤 栞(東京学館浦安高) 決勝:河野 遥香 6−1 山ア 緑 優勝の河野さんにインタビューをしました。 「まず、今大会は1-4から6-4で逆転で勝った4Rが厳しかった。準決勝の中村さんは攻めが厳しく、しのいで最後にミスをさせる展開で長い試合になりました。決勝は、先にミスをしてくれたので、安定したプレーを心掛けました。」 高校に入り毎日の部活の成果が出たようです。「去年のフレッシュの3位を超えた、今回の初優勝はうれしいです。」 3位決定戦:中村 瑞希 7-6(3) 美籐 栞 |
14才以下・男子(7/29:青葉の森) 写真左から 優勝:中野 佑哉(暁星国際中C) 準優勝:金光 美英(志津TCT) 3位:井上 雄貴(K e n ' s N T A) 4位:多保田 拓哉(八千代松陰中) 曇り時々雨。午後は風も強くなり、雨と風の悪条件のなか行われた。 決勝:中野 佑哉 6−0 金光 美英 中野君は特にサービスの調子が良く、速いファーストとトップスピンのセカンドで主導権を握る。加えてスピードのあるトップスピンのストロークが精度よく打たれ、一方的な試合になった。 金光君は雨で濡れた重いボールを上手くコントロールできず、タッチの良さやゲームメーキングの上手さが発揮できなかった。 <優勝した中野君:>「去年の大会ではベスト8どまりだったので、優勝はすごくうれしいです。オーガストとサマーにも出てるので頑張りたいと思います。決勝の金光君はサーブが速くてエースも取られて驚きましたが、自分のプレーが最後まで出来て良かったと思います。」09年春休みの「なの花ジュニア」に次ぐ優勝です。「今日1試合目の準決勝は、相手も上手く、また自分の動きも悪くてミスが多くなって大変な試合でした。」 <準優勝の金光君:>「優勝できなくて悔しいですが、準優勝はうれしいです。相手が強かったのに、自分のプレーを出来る範囲でやり通すことができて良かったと思います。」 3位決定戦:井上 雄貴 6−2 多保田 拓哉 |
14才以下・女子(7/28:青葉の森) 写真左から 優勝:宮本 華温(オールサムズT C) 準優勝:河合 桃香(K - T T) 3位:中山 日々紀(花見川ジュニアTC) 4位:木野内 理恵(コナミSC 西葛西) 決勝:宮本 華温 7−6(2) 河合 桃香 ミスの少ないトップスピンのラリーが続く。厳しいコースを狙うとミスもでるので、1ポイントが長くなる。河合さんが速いボールで攻めきれるか、宮本さんが相手の攻めをしのぎきれるかが勝負どころだ。強い気持ちでよく走った宮本さんが、うれしい初優勝でした。 <優勝の宮本さん:>「決勝の相手は、自分より技術的に上で打ちこんでくる相手でしたが、最後まであきらめずに粘り勝ちだったかな?」宮本さんは決勝1時間、準決勝1時間45分を戦っていた。前日にフットフォールトの注意を受けていた。「試合経験が少なくてまだまだなので、試合に出ていろいろな点で慣れていきたいと思います。」 3位決定戦:中山 日々紀 6−1 木野内 理恵 |
12才以下・男子(7/30:青葉の森) 写真左から 優勝:松山 太朗(K e n ' s N T A) 準優勝:金敷 哲平(メイユールT P) 3位:古山 立稀(殿山T G) 4位:渡邉 尚人(プラムページT P) 決勝:松山 太朗 6−2 金敷 哲平 松山君は、回り込みのフットワークが良く(感覚的には)ほとんどのボールをフォアで打つ。しかも体全体で打ちこむそのショットは、威力もコースもいいので、金敷君は走って打つことが多く守勢に立たされ、得意のネットプレーもはじかれてボールが浮いてしまう。金敷君のバックを攻める松山君の作戦が当たり、ワンサイドの展開になった。 <優勝した松山君:>「準決勝も決勝も強い相手でしたが勝てて良かったです。決勝の相手はフォアが強かったのでバックを狙っていきました。前(2009)のなの花で準優勝したことがありますが、優勝は始めてです。」金敷君は背が高かったのですが「大きい選手とは何度も試合をしたことがあり、大丈夫でした。」回り込みのフットワークの秘密もインタビューしましたが、公開できません。「今度のTTCのプリンスカップでは本戦3回戦ぐらいまで行きたい!」と目標もはっきりしている。 <準優勝の金敷君:>「決勝戦は相手が強かったが、自分的にはまあまあ出来た。」インドアの練習が多いので「今大会は暑かった!」「オーガストもあるので頑張りたいと思います。」 3位決定戦:古山 立稀 6−0 渡邉 尚人 |
12才以下・女子(7/31:青葉の森) 写真左から 優勝:若月 紀夏(サムライテニス) 準優勝:平沼 莉緒奈(K e n ' s N T A) 3位:古屋 博香(K e n ' s N T A) 4位:古屋 佳香(K e n ' s N T A) 決勝:若月 紀夏 6−3 平沼 莉緒奈 平沼さんは、長身から打ちこむサーブで相手を崩し、コースへコントロールし得点する。若月さんは、サーブ・ストロークとも当たりが厚くスピンも十分だ。両者ベースラインでハードヒットのラリーが続くが、若月さんのショットの威力が次第に相手を追いみ、平沼さんが先にミスをするパターンが多くなる。若月さんの見事な優勝だ。 3位決定戦:古屋 博香 6−1 古屋 佳香 |
10才以下・男子(8/2:青葉の森) 写真左から 優勝:和仁 遼太(オールサムズTC) 準優勝:岡 竜太(アートヒルT C) 3位:内山 太創(K e n 's N T A ) 4位:河野 陽(志津T C) 決勝:和仁 遼太 6−3 岡 竜太 ラリー戦の中、岡君はショットのコースと威力で、和仁君は安定性で得点を狙う。和仁君の振り切ったショットは、まだスピードは無いがよくコントロールされてミスが少ない。岡君はコースと威力で攻める分、そしてゲームが先行された分無理を重ね、ミスが多くなる。和仁君は安定したテニスで堂々の優勝だ。 <優勝した和仁君:>「優勝できてうれしい!優勝したことは1回あるけど、2日間の大会での優勝は始めてです。岡君のフォアハンドはいいコースで取りにくかったのですが、返すことに集中しました。」今後の大会の目標は?「サマーとシルクカップが有りますが、優勝を目指したい!」大会は暑かったよね?「保冷材とか用意していたので熱中症の心配は無かったです。」 <準優勝の岡君:>準優勝だったが?「和仁君と今度対戦する時はリベンジしたい。サマーではガンバって優勝したい!」 3位決定戦:内山 太創 6−1 河野 陽 |
10才以下・女子(8/2:青葉の森) 写真左から 優勝:橋 凛(T T C) 準優勝:内山 紗希(八千代S G I T S) 3位:石井 伶奈(志津T C) 4位:中根 美来(T T C) 決勝:橋 凛 6−4 内山 紗希 攻めの内山さんと守りの橋さんという展開だ。守りきれた橋さんのうれしい優勝となった。 <優勝した橋さん:>始めての優勝ではないと聞きましたが?「優勝は4回目だと思います。」対戦した内山さんについては?「端を狙って来て苦しかったけど、返せて勝ってよかったです。」大会は暑かったよね?「暑い時にお父さんと練習したので自信はありました。」 <準優勝の内山さん:>準優勝だったが?「悔しかったです!ただ、練習した成果はだせたと思います。」次の試合はありますか?「茨城であります。また頑張れると思います!」 3位決定戦:石井 伶奈 6−3 中根 美来 |