2013千葉なの花ジュニアテニストーナメント
  「小学生・低学年・男子」  「小学生・低学年・女子
  「小学生・高学年・男子」  「小学生・高学年・女子
  「中学生・男子」       「中学生・女子
  「高校生・男子」       「高校生・女子

  入賞者のご紹介   
小学・低学年・男子の結果」 (3/20 青葉の森)

左から、優勝:鉄矢 朝大くん(メイユール)
        準優勝:鎌田 啓吾くん(八千代キッズ)
           3位:浦 竜希くん(誉田TC)
             4位:中台 凱翔くん(松原TC印西)

風が無く陽射しの暖かい、桜も3分咲き程度で春めいた天候。

【決勝】 鉄矢 朝大 6−4 鎌田 啓吾
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>
 鎌田      1  2B4  .
 鉄矢 @2B4  5    6

 鎌田君の立ち上がりはミスが多い。また、1stサーブが入らず2ndサーブをたたかれ2・4ゲーム目をブレークされる。
 鉄矢君は、強打もスライスもドロップショットも調子良く4-0となり、一気に行く気配があった。
 しかし、5-1の7ゲームに鉄矢君は集中力が突然切れたように見え、気の抜けたプレーでミスが多くなった。その後は、取り戻そうと攻め急いだ感じのミスが多く、5-4まで鎌田君に挽回される。
 10ゲーム目は鉄矢君の眼に力が戻り、2ndサーブを強打でたたいたり、ドロップショットを仕掛けたり、鎌田君にプレッシャーをかける。マッチポイントはダブルフォールトで終わり、鉄矢君が
「優勝を狙っていたからうれしい!」とスピーチした。

【3位決定戦】浦 竜希 6−1 中台 凱翔
 
小学・低学年・女子」(3/20 青葉の森)

左から、優勝:林 真綾さん(ジュドポームTC)
        準優勝:池田 奈菜子さん(プラムページTP)
            3位:横山 真都さん(殿山TG)
               4位:齋藤 実紅さん(殿山TG)
風が無く陽射しの暖かい、桜も3分咲き程度で春めいた天候。

【決勝】林 真綾 6−0 池田 奈菜子 
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>
 池田          .
 林   1A3C5E

 林さんのストロークは大きなスイングで良く振りきれ、ボールに伸びや威力である。
 池田さんは、時々強打もするが、基本は良く動いてつないでいくタイプ。
 ゲームはワンサイドのスコアだがデュースが5ゲームもあり、少し流れが変わるだけでどうなるか解らなかった。
 しかし、この勝負を左右したのは、池田さんの1stサーブの確率の低さと、傾きかけた良い流れをダブルフォールトで切ってしまったところ。
 一方、林さんはジャッジやスコアを確認する冷静さ、2ndサーブをたたく攻めの姿勢、伸びのあるストロークを最後まで打ち切った自信が光っていた。
 林さんは
「4年生最後の試合で優勝できて嬉しいです」とスピーチをした。


【3位決定戦】横山 真都 6−3 齋藤 実紅
小学・高学年・男子」(3/25 青葉の森)

左から、優勝:石井 康太郎くん(プラムページTP)
        準優勝:赤木 倭くん(オールサムズTC)
           3位:森内 陽くん(オールサムズTC)
             4位:石井 佑典くん(鷹之台TC)

11時集合で始める。
【決勝】 石井 康太郎 6−1 赤木 倭
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>
 石井 1A  B4D6  .
 赤木    @

 4ゲーム目までは、ラリーが少なくてミスやウィナーで決まるポイントが多い。打ち過ぎずにミスを抑えて、石井君が3-1とリードする。
 5ゲーム目からラリーの長いポイントが多くなり、ゲームが白熱して くる。ただ、長いラリー戦では石井君の振れているスピン量の多いストロークに、赤木君は押しこまれてミスをする展開になる。
 赤木君は相手の威力ある1stサーブだけでなく、イージーに見える2ndサーブでのリターン・ミス、片手のバックハンドの簡単に見えるショットにもミスも出る。
 終盤、赤木君はループのラリーで変化をつけようとするが、石井君 はストロークのコースが良くなり、ネットプレーやドロップショットの仕掛けも成功し、流れを離さない。
 石井君はスピーチで、
「このような大会で優勝できて嬉しいです!今日まで頑張って来て良かったです!」と余裕さえ感じる優勝となった。

【3位決定戦】森内 陽 6−4 石井 佑典
「小学生・高学年・女子」(3/25 青葉の森)

左から、優勝:薦田 怜奈さん(フリー)
        準優勝:小原 弥華さん(美浜TG)
            3位:森田 絢子さん(高津ローンTC)
               4位:渡邉 茉愛さん(誉田TC)
雨で開始が30分遅れ、昼過ぎにも中断があったが、雨の止み間を見て、決勝まで行った。
【決勝】薦田 怜奈 6−4 小原 弥華 
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>
 薦田    @2  3C  D6           .
 小原 1A   3   C 

 薦田さんのワイパースイングのストロークは、ループ状スピンで左右や深さのコントロールが良い。
 小原さんは良く動いて、高い打点からたたく戦法だ。しかし、コーナーへ打ち込んでも、薦田さんの良いフットワークと長いリーチでループに返され、決定打になかなかならない。
 ループ・スピンで相手を動かす薦田さん、高い打点からたたく小原さん、両者持ち味を発揮し長いポイントが続く。
 どちらにも流れが傾かないまま、少しのミスでゲームが動く。
 勝敗を左右した一因は、薦田さんの良いスライスサーブに対して、小原さんのリターンミスが多かったことかも知れない。
 最後までぶれずに自分のプレーをし続けた薦田さんが、少しの差で優勝の栄冠を手にした。
「初めて優勝できたから嬉しいです!」とスピーチ。
 薦田さんのライン際の際どいボールをすべてインとするジャッジが、観客に爽やかな印象を与えた。

【3位決定戦】森田 絢子 6−1 渡邉 茉愛

「中学生・男子」(3/28 青葉の森)

左から、優勝:平田 隼風くん(セントラルTS長沼)
        準優勝:大西 晃司くん(麗澤中)
           3位:渡辺 泰介くん(東邦中)
             4位:会田 義康くん(東邦中)

夕陽をあびて記念写真。今日は20度を超す暑い天気。
【決勝】 平田 隼風 6−4 大西 晃司
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>
 大西  1A    B  C   .
 平田 1   A3C  D  E

 立ち上がりは両者ともミスが多く2−2。中盤から、ほとんどのポイントが長いラリーで接戦となる。
 大西君は、厚いグリップのフォアハンドでループ・トップスピンとスライス を使い分け、バックハンドはつなぐ片手スライスと両手ではハードヒットする多彩 な球種でミスを誘うプレースタイル。
 平田君は身体の回転を使ったきれいなフォームから、ハードヒットで相手を振り回しポイントするゲームスタイル。ただ、大西君の球種に対してミスしないよう、大胆かつ慎重にプレーしなくてはならない。
 平田君は3-2から、長いラリーから抜け出すために「アプローチ+ネットプレー」を果敢に多用する。これが功を奏し、平田君のペースで5−3になる。
 一方、大西君も自分からネットプレーを仕掛けて対応し始め、4−5と挽回する。
 最後の10ゲーム目はデュース5回の接戦。今日の4試合が接戦の大西君は疲れきっていて、辛抱しきれず両手バックのハードヒットを放つが ネットミスが多くなる。
 ネットプレーを多用し、最後まで自分のテニスをやり通した平田君が
「大会でなかなか上位に行けなかったので、嬉しい優勝!」を手にした。

【3位決定戦】渡辺 泰介 6−5 会田 義康




<中学生・女子>(3/29 青葉の森)

左から、優勝:伊橋 もも夏さん(エストーレITS)
        準優勝:坂田 瑞季さん(カナーイTC)
            3位:古藤 さくらさん(NTD佐倉)
               4位:森永 愛香さん(東邦中)
少しの風でも散り始める、満開の桜の下でパチリ!
【決勝】伊橋 もも夏 6−3 坂田 瑞季 
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>

 坂田  1   2B   .
 伊橋 1 2B4  D6
 伊橋さんはしっかり踏み込んだストロークの強打で、どんどん攻める。
ミスも多いが、ウィナーを取れるのが持ち味だ。
 坂田さんは、フォアバックとも両手打ちだ。バックハンドは不安定の部分があるが、フォアハンドのショットは安定していて鋭い。
 両者とも立ち上がりは調子が出ず、ミスが早い展開で3−1となる。
 5ゲーム目から長いラリーの展開になる。
 6・7ゲーム目は互角の打ち合いで、伊橋さんにミスが多く、坂田さんが3−5と追い上げる。
 そして、デュースまでもつれた8ゲーム目を伊橋さんがキープし、そのままの勢いで9ゲーム目をラブゲームでブレークし勝ち抜いた。
「この大会には初めての参加ですが、中学の部活やクラブの選手などいろいろな選手がいて、やりがいのある大会でした。」
伊橋さんは連日のご家族の応援を力に見事優勝をした。初出場で初優勝だ。

【3位決定戦】古藤 さくら 6−5 森永 愛香

「高校生・男子」(4/1 青葉の森)

左から、優勝:森重 航大くん(八千代松陰高)
        準優勝:蕨 優作くん(成田北高)
           3位:岸 達也くん(八千代高)
             4位:小暮 淳斗くん(松原TC印西)

【決勝】 森重 航大 6−4 蕨 優作
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>
 
森重 @2 3 4D  6    .
 蕨  
   1 2  B4
 両者のガツンガツンと響く激しいラリーで見ごたえ十分の1ゲーム目、4回のデュースの接戦を森重君が制する。ただ、このゲームの途中で蕨君に右足痙攣というアクシデントが発生していた。
 この危機的状況下でも、スライスでの時間稼ぎや隙を突く一発勝負など、蕨君は棄権やあきらめる様子は全くない。
 一方、森重君は「チャンス!」と舞い上がることなく、冷静に普段のプレーを心がけているようで、5−2と大きくリードする。
 8・9ゲーム目は、蕨君のしのぎのラリーに、勝ちが見えてきた森重君のミスが多くなり6−4となる。ここまでの頑張りで、左足指の痙攣も始まった蕨君の動きには限界が。
 アドバンテージレシーバーのマッチポイントを、ウィナーでもぎ取った森重君がうれしい優勝だ。
「まさか優勝できると思っていませんでした。決勝は緊張しました。勝てて良かったです!」とホッとした様子。

【3位決定戦】岸 達也 6−5 小暮 淳斗



「高校生・女子」(4/1 青葉の森)

左から、優勝:古橋 小都莉さん(長生高)
        準優勝:梅田 幸子さん(市立千葉高)
            3位:綿貫 由佳さん(市立千葉高)
               4位:斉藤 春奈さん(稲毛高)
【決勝】古橋 小都莉 6−2 梅田 幸子 
<ゲームの流れ(丸付き数字はサービスキープ)>

 古橋  1  A3C5E   .
 梅田   1A
 左利きの古橋さんは身体の回転を使い、腕もムチのようにしなる。フォアハンドは回転・スピード・プレースメントと群を抜いている。
 梅田さんのストロークはスピードがないが、深さ・左右のコントロールが良い。後半で速いショットを打ち始めるので、この遅い展開が梅田さんの作戦だと、後でわかった。
 古橋さんは遅いボールを攻めすぎてミスが出て、序盤2−2の展開だ。
 5ゲームから古橋さんのショットに切れが戻るが、ミスを抑えるため慎重に攻める。ミスのない古橋さんに、梅田さんは長いラリーに持ち込むが、次第に押されてゲームが取れない。
 手詰まりを解消しようと、6ゲーム目から速いボールを打ち始めるが、逆に古橋さんはカウンターショットを打ちやすくなる。
 中盤以降は古橋さんが、フォアのループスピンのラリーをしながら、甘くなったら叩くという展開でゲームを連取した。
 ウィナーズスピーチが、照れてインタビューになってしまった。
「お疲れ様でした!うれしいです!初出場!初優勝!どきどきでした!」

【3位決定戦】綿貫 由佳 6−3 斉藤 春奈