第30回千葉フレッシュジュニアテニストーナメント(2015年)

 「18才以下・男子(終了)」  「18才以下・女子(終了)」
  「16才以下・男子(終了)」  「16才以下・女子(終了)」
  「14才以下・男子(終了)」  「14才以下・女子(終了)」
  「12才以下・男子(終了)」  「12才以下・女子(終了)」
  「10才以下・男子(終了)」  「10才以下・女子(終了)」

各年令別の入賞者のご紹介 
18才以下・男子(7/22:ヒルスコート)

写真左から
4位:鈴木 秀斗(東京学館浦安高)
       準優勝:井口 智仁(稲毛高)
                  
優勝:小林 大輝(県立柏高
                          3位:竹村 樹(渋谷幕張高
                  
                      

決勝:鈴木 秀斗 6−3 井口 智仁
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
 9 鈴木 秀斗     1  2B4D6
113 井口 智仁  @2  3

 自


3位決定戦:
小林 大輝 6−2 竹村 樹

18才以下・女子(7/25:青葉の森)

写真左から
 
優勝:岩本 優花(若松高)
       準優勝:椎葉 優希(渋谷幕張高)

               
3位花岡 栞(渋谷幕張高)
            
         4位:船木 千帆(渋谷幕張高)


決勝:岩本 優花 6−2 椎葉 優希
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

24 椎葉 優希  1A         .
48 岩本 優花 
    @2B4D6

(「」内は勝者・岩本さんのインタビューより)
この種目、すごい強風のヒルスで1〜3Rを行い、この日もまた強い横風でプレーしにくそうだ。
準決勝から決勝までかなり時間が空いてしまった」岩本さんは、立ち上がりの攻めミスで0−2となる。
椎葉さんはかなりフットワークが良く、エッグボール系のスピンの効いたストロークでミスのないしぶといプレーをする。
岩本さんは攻め過ぎてミスをしては、椎葉さんから得点するのは難しい。「
足を動かして」ペースを落としてミスを押さえつつ、しっかり左右に動かしてオープンスペースを作る作戦だ。
特に「
得意なバック・スライス」を正確にライン際にコントロールし、チャンスボールをフォアで決めるパターンは椎葉さんを苦しめた。
岩本さんの得点パターンでの執拗な攻撃に、椎葉さんはスピンの深いボールで対抗するが、中盤のデュースになった3ゲームを全部落とし手詰まりになった。
そのまま岩本さんが終盤の2ゲームを勢いで取り、嬉しい優勝だ。

3位決定戦:花岡 栞 6−1 船木 千帆
16才以下・男子(7/23:青葉の森)

写真左から
 
優勝:中村 碩希(東京学館浦安高
       準優勝:野田 祐一郎(TTC)
             3位:三澤 楓馬(柏陵高
                  4位:齋藤 公基(ken’s 千 葉)

決勝:中村 碩希 6−0 野田 祐一郎
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

64  野田 祐一郎         
225 中村 碩希  
 1A3C5E

 
と語った。 

3位決定戦:三澤 楓馬 6−3 斎藤 公基
16才以下・女子(7/24:青葉の森)

写真左から
 
優勝:坂田 瑞季(アスリードTA)
       準優勝:宇田川 雅菜(麗澤中)

             
3位薦田 怜奈(東邦中)
            
      4位:川島 菜桜子(麗澤中)

決勝:坂田 瑞季 6−2 宇田川 雅菜
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

9  宇田川 雅菜    1     2  . 
36 坂田 瑞季   @2  3C5  6

 
と嬉しいスピーチをした。

3位決定戦:薦田 怜奈 6−1 川島 菜桜子

14才以下・男子(7/25:青葉の森)

写真左から
 
優勝:小熊 優也(アートヒルTC
       準優勝:押元 亮介(殿山TG)
             3位:武井 洸樹(南市川TG
                  4位:菅原 和真(メディカルSP)

決勝:小熊 優也 6−3 押元 亮介
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

1  小熊 優也 
1 2  3C5  6
61 押元 亮介  1  2    3 

(「」内は勝者・小熊くんのインタビューより)
サービスブレークが続く。
小熊君が6ゲーム目のワンキープの差で勝った。
観戦しているとお互い強打しているように見えたが、小熊君は「
強打はせず、相手ボールが打ちづらいのでボールを深く打った」と言う。
その作戦が功を奏し、長いラリーの末に押元君が先にネットやアウトのミスをしてしまった。
当日の暑さや、コーチからの「
第1シードとして優勝できなかったら坊主頭!」とのプレッシャーとも戦っていた小熊君は、優勝してホッとした様子だった。
相手がすぐミスをしてくれた」言われた押元君だが、大会中は疲れ知らずのしぶといプレーが光っていた。

3位決定戦:武井 洸樹 6−2 菅原 和真

14才以下・女子(7/26:ヒルスコート)

写真左から
 
優勝:富岡 紗雪(ニッケコルトンTG)
       準優勝:鎌賀 恭子(東邦中)

             
3位中村 陽南(きさらづアウルTC)
              4位:小林 日菜子(ルネサンス鷹之台TC)           
      

決勝:富岡 紗雪 6−2 鎌賀 恭子
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

1  富岡 紗雪 1A3 4D  E
37 鎌賀 恭子     1   A 

(「」内は勝者・富岡さんのインタビューより)
鎌賀さんのストロークはループスピンとスライスを巧みに操り、読みにくいプレーだ。準決勝まで上手くゲームを支配してきた。
しかし決勝では、富岡さんは「
そうしないと勝てない」と考えた、ループスピンを軸に甘いボールに構えたら強打、という作戦でゲームを支配し始めた。さらに、鎌賀さんのスピンの効いた良いサーブも、富岡さんのリターンの強打にエースを取られ、キープができず打つ手が無くなってきた。
しかし、5−1と大ききリードしているのに、富岡さんは「打ってミスするより待った方が良いかな」と作戦変更したため、ボールにエネルギーがなくなり、リターンミス連発で5−2と流れが変わりそうだ。
最後のゲームは、鎌賀さんに何回もネットを取られたが、ボレーミスに助けられた富岡さんがキープして嬉しい「
初優勝」を手にした。勝っている時に作戦は変えない方が良いのだ。今後は「打てません!」のスピンサーブをマスターして欲しいところです。
 
3位決定戦:中村 陽南 6−0 小林 日菜子
12才以下・男子(7/27:ヒルスコート)

写真左から
 
優勝:斎藤 優介(アルドールTS
       準優勝:田島 宝人(殿山TG)
             3位:石井 英慈(殿山TG
                  4位:山本 陽仁(KION千葉)

決勝:斎藤 優介 6−2 田島 宝人
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

64. 田島 宝人 @  2     .
80. 斎藤 優介
  @2 3C5E

(「」内は勝者・斎藤君のインタビューより)
田島君は高い弾道のトップスピンで長いラリー戦で相手のミスさせる作戦。
左利きの齋藤君は、フォアのトップスピンにはかなり自信があるので、長いラリー戦をものともしない。しかも、斎藤君が打点に入って構えると、コースが読めないので先手を取ることになる。
田島君も前半は長いラリーを苦にせず接戦を展開していたが、後半は気持ちか体力の問題なのかミスが早くなり、斎藤くんの一方的な展開になる。
自信に満ちたプレーをする斎藤くんが、ゲームを連取して優勝した!

優勝は始めて!コーチたちのおかげです!」のなかなか謙虚!
相手の高く弾むショットを上からたたき込むようにした」と攻撃的だった。
暑さに対しては保冷剤で首を冷やしたので、毎試合バッチリでした!

3位決定戦:石井 英慈 7−6(5) 山本 陽仁

12才以下・女子(7/28:青葉の森)

写真左から
 
優勝:横山 真都(アートヒルTC)
       準優勝:中澤 紗英(志津TC)

             
3位山口あおい(AK Tennis 勝浦)
            
      4位:藤田 真衣(八千代SGITS)

決勝:横山 真都 6−1 中澤 紗英
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

1  横山 真都 1  2B4D6
32 中澤 紗英   1

(「」内は勝者・横山さんのインタビューより)
雷のため順延された決勝戦は、光化学スモッグ注意報が発令される暑い中で実施された。
横山さんは2回のダブルフォールトなどで2ゲーム目をブレークされるが、その後はファーストサーブと強いストロークが中澤さんを圧倒する。
横山さんは最後の7ゲーム目がデュースになるが、2本のウィナーでブレークし第1シードを守る嬉しい優勝だった!

横山さんは高校生のお兄さんが応援に来ていた。
今日はお兄ちゃんの誕生日で、優勝が良い誕生日プレゼントになりました!
7ゲーム目はデュースになりましたが、リラックスしていいプレーができました!
 
3位決定戦:山口あおい 7−5 藤田 真衣
グリーンボール
10才以下・男子(7/28:青葉の森)

写真左から
 
優勝:小林 拓真(ルネサンス鷹之台TC
       準優勝:佐藤 幹太(初石TC)
             3位:中島 温大(志津TC)
                  4位:岡本 瑞樹(初石TC)

決勝:小林 拓真 6−3 佐藤 幹太
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

29. 小林 拓真  1 2B4D  E
49. 佐藤 幹太 1 2     B

 (「」内は勝者・小林君のインタビューより) 
両者、トップスピンもスライスもネットプレーも上手だ。
序盤はブレーク合戦。5ゲーム目でネットプレーを使った小林君が初キープだ。
その後、小林君のショットのコントロールが良くなる。
流れの悪い佐藤君は得意のフォアで、一発勝負の形になりミスが早くなる。
どんどん元気になってきた小林君が勝ちきった。

小林君は「
相手の強いフォアは避けて、バックハンド狙いと不得意そうな短いボールを打った!」となかなかの作戦だ。また、「今日はお父さんの誕生日で、良いバースデイプレゼントになった!」と嬉しそうだった!


3位決定戦:中島 温大 6−1 岡本 瑞樹
 
10才以下・女子(7/28:青葉の森)

写真左から
 
優勝:戸田 愛莉(Pal Tennis)
       準優勝:岩田 莉子(アポロコーストTC)

             
3位平野 友里菜(T&K SG)
            
      4位:齋藤 咲良(殿山TG)

決勝:戸田 愛莉 6−1 岩田 莉子
  (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)

1. 戸田 愛莉 1A3C  5E
29. 岩田 莉子      @

(「」内は勝者・戸田さんのインタビューより)
両者ともトップスピン、スライス攻めとつなぎができて、試合のレベルが高い。
戸田さんは良いフットワークで打点に入り、身体のターンを使いしっかり振り切ったエッグボール系のストロークは、威力もあり安定していてミスをしそうもない。
岩田さんは得意のショートクロスを多用し、動きが速いのでカウンターショットで対抗する。5ゲーム目は戸田さんのアンフォースドエラーが多く、岩田さんがキープする。
キープで流れが変わりそうだったが、逆に戸田さんの集中力は高まり、2ゲーム連取して優勝した。
去年は3位だったが、今年は優勝できて良かった!
普段はイエローボールで練習している」が、グリーンボールに上手く対応していた。
この種目は暑い日のワンデイだったが、「
暑さはまったく気にならなかった」と元気一杯だった。

3位決定戦:平野 友里菜 6−5 齋藤 咲良