入賞者(ベスト4)のご紹介 |
12才以下男子
(12/13、於:フクダ電子ヒルスコート)
9時から小雨で時折強く降る。
ただ、決勝戦では雨が上がり陽も射しはじめた中で行われた。
写真は左から
優勝:金田 晴輝くん(松原TC印西)
準優勝:中村 翼くん(八千代SGITS)
3位:金田 俊介くん(Hills K-NTA)
4位:佐藤 幹太くん(初石TC)
決勝戦:金田晴輝 7-6(0) 中村 翼
(試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
1. 金田晴輝 1② ③4 ⑤ ⑥7
71.中村 翼 ① 2③ ④5⑥
決勝は第1シードと第2シードの対戦となった。
金田君のストロークとサーブは、ガツンと強打し威力十分だ。エッグボールのストロークと強いサーブを軸に、中村君のミスを誘って4-1と圧倒する。
力で対抗していた中村君だが、プランを変えてネットプレーを仕掛ける。2ゲーム挽回し3-4と肉薄する。
中村君の方に流れが変わりかけた8ゲーム目。金田君は集中力を高め、パッシングで抜くなどキープで5-3と1歩先んじる。
追い込まれた中村君は、金田君の強打にミスしないよう高めの深いボールを返球する。このボールにペースがなく、金田君は打ち込もうとするがミスを連発する。中村君は3ゲーム連取して、6-5と逆転し金田君を追い込む。
いらつく金田君だがここは冷静に、攻め過ぎず辛抱強く長いラリーを仕掛ける。優勝目前で決め急いだのか、少し強く打ち始めた中村君にミスが出て6-6となる。
タイブレークは「カモン!」と気合十分の金田君が、7-0で圧倒して再逆転で優勝した。
「この大会は初優勝で嬉しい。ここでの自信をグレード大会に繋げたい。」と大人顔負けの立派なウィナーズスピーチで喜びを語った。
3位決定戦:金田 俊介 6-1 佐藤 幹太
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12才以下女子
(12/20、於:青葉の森スポーツプラザ)
写真は左から
優勝:足立 悠佳さん(オールザムズTC)
準優勝:池田 奈菜子さん(殿山TG)
3位:谷島 和実さん(A-one)
4位:原 茉央さん(志津TC)
決勝戦:足立 悠佳 7-5 池田 奈菜子
(試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
1.池田奈菜子 ① ② ③ ④5 .
22.足立悠佳 ① ② ③ ④ 5⑥7
池田さんがフラットのストロークで攻める。左利きの足立さんは良いフットワークで、スライスを多く使ってつなぐ。持ち味を発揮しし、お互いキープで4-4になる。
山場の9ゲーム目で、池田さんはアングル・ボレー・ドロップショットなど積極的に仕掛け、接戦をノーアドでブレークし5-4とリードする。
流れの来そうな10ゲーム目の池田さんは、1・2ポイント目を良いサーブで連取し、3ポイント目も会心の当たりでエース級のショットが足立さんのバックのコーナーに突き刺さる。このボールに手を伸ばしてやっと届いた足立さんのカウンターショットが、ものすごいスピードでショートクロスのエースとなった。
まさかのカウンターに池田さんは動揺する。
足立さんはノリノリになって3ゲーム連取し、逆転で優勝した。
3位決定戦:谷島 和実 6-3 原 茉央
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14才以下男子 (12/20、於:青葉の森スポーツプラザ)
写真は左から
優勝:吉田 直樹くん(アートヒルTC)
準優勝:三好 優人くん(殿山TG)
3位:樋口 葵伊くん(楠C)
4位:金田 竜介くん(殿山TG)
決勝戦:吉田 直樹 6-3 三好 優人 (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
17.三好優人 1 2③ .
65.吉田直樹 1 2 ③4⑤6
立ち上がりはお互いブレークで2-2となる。お互いキープして3-3。
7ゲーム目、三好君は好調なサーブと強打で攻めるが、吉田君にしぶとくリターンされループのラリーで凌がれる。
攻め・凌がれ・攻めミスのパターンでブレークされ、三好君は心が折れたかもしれない。
その後も、攻め・つなぎ・攻めミスという吉田君の特典パターンが続き、マッチポイントは三好君のダブルフォールトで終わった。
終盤でも得点パターンを貫いた吉田君が、3ゲーム連取でうれしい優勝を手にした。
三好君は良く動けて強打も安定していたがリズムが一定で、吉田君が対応しやすかったのかも知れない。
3位決定戦:樋口 葵伊 7-5 金田 竜介
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14才以下女子
(12/23、於:青葉の森スポーツプラザ)
写真は左から
優勝:岡本 璃南さん(初石TC)
準優勝:小林 日菜子さん(ルネサンス鷹之台TC)
3位:横山 真都さん(アートヒルTC)
4位:相原 由佳さん(麗澤中)
決勝戦:岡本 璃南 6-2 小林 日菜子 (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
1.岡本璃南 ① ② ③4⑤6
37.小林日菜子 ① ②
岡本さんはサーブもストロークも強打ではなく、広いスタンスからの安定したショットとスライディングのフットワークを使うディフェンス主体のプレー。小林さんは原則すべてを強打するスタイル。
お互いプレースタイルを貫き白熱のラリーが続く。
小林さんが攻め切って得点するか、攻めミスで失点をするパターンが続く。お互いキープで3-3となる。
6ゲーム目も拮抗して、ノーアドで小林さんの攻撃のダウンザラインがサイドアウト!4-2とリードした岡本さんはリラックスした構えからのカウンターショットや、欲しいポイントで良いファーストサービスが入るなど流れが来ている。
岡本さんは一気にゲームを連取し、第1シードとして見事に優勝した。
小林さんはマッチポイントでのダブルフォールトは悔やまれるが、ためらう事なくストロークを最後まで打ち切ったのは1つの収穫と思える。
3位決定戦:横山 真都 6-1 相原 由佳
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16才以下男子
(12/25、於:千葉県総合スポーツセンター・天台)
写真は左から
優勝:椎名 貫太くん(佐倉南部中)
準優勝:三澤 風馬くん(柏陵高)
3位:岡村 輝くん(K-TT)
4位:前田 翔平くん(柏陵高)
決勝戦:椎名 貫太 6-4 三澤 風馬 (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
1.三澤風馬 1② 3 4 .
128.椎名貫太 1 ②3 4 5⑥
第1シードの三澤君は優れたタッチ感覚の持ち主で、自由奔放な左利きのフォアハンドは圧倒的な展開力がある。
第2シードの椎名君は素早い動きで良い打点に入り強打する。その強打がコート深く突き刺さる。
セミアド方式の互角の戦いの中で、5・6・7・9・10ゲーム目の5ゲームはノーアドに持ち込まれる。そのうち4ゲームを椎名君が取り、激戦を制して優勝した。
強風だったのでセンスで展開する三澤君より、打点に入ってしっかり打ち込む椎名君にミスが少なく、フォアのアングルショットも三澤君を苦しめた。
3位決定戦:岡村 輝 7-5 前田 翔平
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16才以下女子
(12/24、於:千葉県総合スポーツセンター・天台)
写真は左から
優勝:富岡 紗雪さん(ニッケコルトンTG)
準優勝:坂田 瑞季さん(アスリードTA)
3位:薦田 怜奈さん(東邦中)
4位:椙山 真凜さん(市川中)
決勝戦:富岡 紗雪 6-2 坂田 瑞季 (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
1.富岡紗雪 ①2③4 5⑥
48.坂田瑞季 ① 2
フォア・バックとも両手打ちの坂田さんのストロークは、スピードがありスピンも効いて威力十分だ。サービスも回転もスピードも有り、1ゲーム目を楽にキープして良い立ち上がりだ。
富岡さんのサーブ・ストロークにはパワーを感じないが、低い重心からのショットはミスが少なく、スピンも良く効いてキープし1-1になる。
その後も互角の試合展開だが坂田さんのバックハンドに若干ミスが多く、富岡さんが4-1と大きくリードする。
6ゲーム目を攻撃的なリターンでブレークし流れを掴みかけた坂田さんだが、続くゲームの1・2ポイント目でダブルフォールトをしたのが大きかった。
最後のゲームで富岡さんのファーストサービスが、良いコースに連続で入り一気に突き放した。富岡さんは昨年4位をバネに嬉しい優勝を手にした。
3位決定戦:薦田 怜奈 6-3 椙山 真凜
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18才以下男子
(12/27、於:千葉県総合スポーツセンター・天台)
写真は左から
優勝:井上 結理くん(船橋啓明高)
準優勝:久代 達空くん(麗澤高)
3位:堀越 慧くん(稲毛高)
4位:冨沢 光くん(オールサムズTC)
決勝戦:井上 結理 6-0 久代 達空 (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
64.久代達空 .
88.井上結理 ①2③4⑤6
1ゲーム目から井上君は全開で、いい当たりのサーブと、速いドライブ系のストロークがガンガン入り簡単にキープする。
ここは2ゲーム目で久代君がキープして接戦に持ち込むパターンだが、セカンドのスピンサービスが不調で、力なくネットする。4つもダブルフォールトをし、簡単にゲームを落とした。
立ち上がりのリードで絶好調となった井上君は、サーブもストロークも思い通りに打ち込んで得点を重ねる。
久代君はリターンもサーブもストロークにも苦しみ、「どうしたんだ俺!」と叫びたかっただろう。
メモが確かなら、トータルポイントが「久代6vs井上24」と、井上君がワンサイドゲームで堂々の優勝だ!
一番ガッカリしているのは、不調だった久代君本人かもしれないが、この経験を次につなげて欲しいところだ。
3位決定戦:堀越 慧 6-3 冨沢 光
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18才以下女子
(12/27、於:千葉県総合スポーツセンター・天台)
写真は左から
優勝:溝淵 あかりさん(幕張総合高)
準優勝:岩本 優花さん(若松高)
3位:小澤 真由子さん(幕張総合高)
4位:箕畑 美砂さん(検見川高)
決勝戦:溝淵 あかり 6-1 岩本 優花 (試合の流れ。○印のゲームはサービスキープ)
1.溝淵あかり 1②3④ ⑤6
78.岩本優花 ①
両者ともサーブに威力が無いので、リターンからの展開力で差が出てしまう。
岩本さんのサービスゲームは4回あって1ゲームはキープしたが、ブレークされた3ゲームでは1ポイントも取れなかった。いかに溝淵さんのリターンからに展開が良かったかが解る。
溝淵さんの高い打点で早いタイミングで打つ強いショットは、2~3球でオープンスペースを作ってしまう。
フレッシュジュニアで巧みな戦術を駆使して優勝した岩本さんの力も、溝淵さんには通用しなかった。
溝淵さんが相手を圧倒する実力で堂々の優勝だ!
3位決定戦:小澤 真由子 6-1 箕畑 美砂
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