2016千葉なの花ジュニアテニストーナメント
「結果(全部)」
「小学生・低学年・男子」 「小学生・低学年・女子」
「小学生・高学年・男子」 「小学生・高学年・女子」
「中学生・男子」 「中学生・女子」
「高校生・男子」 「高校生・女子」
入賞者のご紹介 | |
「小学・低学年・男子の結果」 (3/21青葉の森) 左から、 優勝:長井 澄弥くん(松戸TC) 準優勝:荒木 絢斗くん(メディカルSP) 3位:梅沢 亮一くん(ルネサンス鷹之台TC) 4位:永野 竜輝くん(初石TC) 【決勝戦】長井 澄弥 6−5 荒木 絢斗 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 26.長井 澄弥 @ A3 4 5E 59.荒木 絢斗 1A B 4 5 両者とも一発エースではなく、相手を動かして組み立てで得点を狙う。 長井君はフラットやスライスの押し込むショットで組み立て、かなりドロップショットを使い前後にも揺さぶる。 荒木くんは早い仕掛けに対し、ベースラインの左右もドロップショットへの前後もよく動けて、しっかりとしたトップスピンで隙を与えない。アンダーサーブを打つなど戦略的な面ものぞかせる。 早く仕掛ける長井君は序盤のミスが多くて先行されるが、6ゲーム目を2回のデュースでブレークし3−3と並ぶ。 4−4の9ゲーム目を2回のデュースでブレークし、荒木君がまたまた5−4と先行する。長井君は気落ちしたように次の2ポイントを簡単に落としたが、急に集中力がよみがえり4ポイント連取で5−5となる。強い気持ちが試される接戦だ! 最後のゲームは長井君が高い集中力のまま、ライン際への厳しいショットを打ち切って気合で優勝を手にした。 【3位決定戦】梅沢 亮一 6−2 永野 竜輝 |
「小学・低学年・女子」(3/25 青葉の森) 左から、 優勝:小野 陽菜さん(殿山TG) 準優勝:菊地 真那さん(高津ローンTC) 3位:西田 楓花さん(誉田TC) 4位:請井 愛(誉田TC) 【決勝戦】小野 陽菜 6−2 菊地 真那 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 9. 小野 陽菜 @2B 4D6 34.菊地 真那 @2 菊地さんは強打のストロークを左右に厳しく打ち分け、小野さんは安定したループのトップスピンで左右に振る。 2人とも動きが速く難しいショットにも追いつける。長いラリーのポイントが続く。 序盤、菊地さんがミスし小野さんのショットが良くて3−0となる。 小野さんは4ゲーム目に集中力が落ち、長いラリーが出来なくなってミスが早くなって3−1。5ゲーム目の小野さん、「負けるかも・・・」との不安で感情が乱れ、涙ぐみながらのプレーではミスがでる。菊地さんは平常心でプレーをし、2−3といい流れだ。 両者どうしても欲しい6ゲーム目。最初のポイントと5ポイントは、長いラリーの末に菊地さんがミスをしブレークされる。 終盤、菊地さんは強い当たりでより厳しく攻め、小野さんは良く動いてトップスピンのショットをコントロールする。 勝ちたい2人の厳しく長い長いラリーが続くが、デュースまでもつれた7・8ゲーム目、菊地さんのミスがウィナーよりも多くなる。 小野さんが高いディフェンス力で7・8ゲーム目を連取し、嬉しい優勝を手にした。 【3位決定戦】西田 楓花 6−2 請井 愛 |
「小学・高学年・男子」(3/26 青葉の森) 左から、 優勝:江口 航太くん(アルドールTS) 準優勝:里村 陽くん(アルドールTS) 3位:加瀬 陽太くん(殿山TG) 4位:滝澤 知也くん(オールサムズTC) 【決勝戦】江口 航太 6−2 里村 陽 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 31.里村 陽 1 A . 44.江口 航太 1A B4D6 立ち上がりの両者はミスが多く、ブレークで1−1。 左利きのの江口君は弱い当たりの中ロブでつなぎ、攻めたい里村君のミスを待つ展開だ。中盤まで同じような展開が続き3−2と江口君がリードする。 6ゲーム目、江口君のレベルが上がり、速いストロークで相手を左右に動かし、攻めでポイントを取りに来ている。里村君も攻めているが先にミスをし2−5となる。 8ゲーム目、里村君はミスを抑えつつコースを狙う慎重なプレーに変えて、相手の攻めミスで40−0とゲームポイントを握る。ここで江口君は中ロブでつなぐしつっこさと、時々攻めるプレーに変えてきた。長いラリー戦になると、里村君は攻めたくなりミスになる。接戦はデュースになり2回目で江口君がブレークする。 中ロブや速いショットなどで変化をつけ、長いラリーも苦でない江口君が同じクラブの対戦を制して優勝した。 【3位決定戦】加瀬 陽太 6−5 滝澤 知也 |
「小学生・高学年・女子」(3/26 青葉の森) 左から、 優勝:山ア 美波さん(誉田TC) 準優勝:近藤 凜さん(楠C) 3位:榎本 こころさん(ルネサンス稲毛) 4位:佐藤 衣莉(NESUPO TL) 【決勝戦】山ア 美波 6−4 近藤 凜 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 16. 山ア 美波 @ 2B4D6 22. 近藤 凜 @2B4 山アさんはフォアもバックもフラットにたたいて、ウィナーを狙う攻撃的なスタイル。近藤さんはラケットを振り切り、スピンをかけてボールをコントロールしている。 1ゲーム目、近藤さんのミスが早く山アさんが簡単にキープする。 その後、山アさんは強引と思えるくらいボールをたたくがミスがでる。立ち直った近藤さんがスピンで安定したストロークをし、4−1とリードする。 6ゲーム目、山アさんは少しテンポを落としミスを抑えたテニスで、接戦となっている。2回目のアドバンテージで、右に走ってフォアを打とうとして転倒した近藤さんがブレークされる。 転倒後の近藤さんは、フォアのパフォーマンスがガクッと落ちて、ミスが多発する。「1−4でもダメかと思った」山アさんは、コーチに言われたことを思い出して気持ちを立て直すことができた。 山アさんが後半の5ゲームを連取し、大逆転で優勝した。 【3位決定戦】榎本 こころ 6−3 佐藤 衣莉 |
「中学生・男子」 (3/29 青葉の森) 左から、 優勝:赤木 雅俊くん(市川中) 準優勝:宮島 渉くん(開成中) 3位:松田 幸喜くん(市川中) 4位:南 葉太郎くん(麗澤中) 【決勝戦】赤木 雅俊 6−2 宮島 渉 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 40.赤木 雅俊 @2B4D 6 115.宮島 渉 @2 闘志を前面に出す宮島君と冷静なプレーをする赤木君の対戦は、参加者152名から勝ち上がっただけに「なの花ジュニア」とは思えないレベルの高さだ。 お互いに強打で相手を追い込む激しいラリー戦は見ごたえがある。攻撃力に差はないが、追い込まれた時のディフェンスのスライスに違いがあった。赤木君のスライスはキレとコントロールが良くニュートラルに戻せるが、宮島君のスライスは少し甘くなり攻撃されやすい。 宮島君はディフェンスの場面を避けるため、先手を取って攻め切る戦術で赤木君を追い詰めるが、先にミスが出て0−5と大きくリードされる。 ここで宮島君はリスクは承知の上で、さらに攻撃レベルを上げて強打する。集中力が高まり、攻撃の歯車もうまく噛み合う良い展開になる。2ゲーム連取で2−5と挽回する。 最後のゲームでも宮島君は、最高レベルの強打で攻めるがミスが出てしまう。 マッチポイントで宮島君は、チャンスのスマッシュをネットにたたき込みゲームセットとなる。 攻守のバランスの良い赤木君が、嬉しい初優勝を手にした。 【3位決定戦】松田 幸喜 6−5 南 葉太郎 |
「中学生・女子」(3/30 青葉の森) 左から、 優勝:越間 優さん(山脇学園中) 3位:一田 菜摘さん(東邦中) 4位:小那木 雪乃(東邦中) 【決勝戦】越間 優 6−0 浅羽 美希 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 23.越間 優 1A3C5E 47.浅羽 美希 浅羽さんは1回戦から膝にテーピングをして痛々しい。準決勝まで遅い展開の長いラリーに持ち込んで、相手のミスを待つ展開で勝ち上がってきた。しかし決勝では、越間さんの強打に対応できず、ラリー戦に持ち込めない。 越間さんのトップスライスのサーブはキレがあり、ストロークも気持ちよくフルスイングで強打している。越間さんのウィナーや、浅羽さんのフォースドエラーの連続だ。越間さんは6失点だが、ほとんど強打しすぎたリターン関連のミスだ。 最後まで手を抜かず、フルスイングで攻め切った越間さんが、圧倒的なパワーを見せつけて優勝した。 【3位決定戦】一田 菜摘 6−0 小那木 雪乃 |
「高校生・男子」(4/2 青葉の森) 左から、 優勝:池田 知樹くん(アルドールTS) 準優勝:林 拓伸くん(匝瑳高) 3位:塙 大樹くん(東総工高) 4位:鈴木 優斗くん(千葉東高) 【決勝戦】池田 知樹 6−3 林 拓伸 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 36.林 拓伸 @ 2B . 88.池田 知樹 1A B4 D6 林君の序盤はショットのフィーリングが悪く、あっという間に0−2となる。サーブやストロークに本来の当たりが戻った3ゲーム目は、動きも良くなりキープで1−2となる。 池田君は躍動感いっぱいで、跳ぶというか踊るというか、動きの中で生きているショットを打つ。ストロークの緩急、ドロップショット、リターンダッシュなど多彩なプレーを速いテンポで行い、林君を揺さぶって4−1となる。 中盤の林君はしっかりとショットを打ち、つなぐところ攻めるところを使い分ける。相手の多彩なプレーに冷静に対応し、長いラリー戦を制し3−4と挽回する。 脚のストレッチをし気合を入れて臨んだ池田君。8ゲーム目は良いサーブが入り得点を重ねる。40−15のポイントをサーブ&ボレーでキープし5−3。 池田君が最後のゲームをラブゲームでブレークしたが、4ポイントすべてに積極的にリターンダッシュを仕掛けたのが光った。 速くダイナミックな動きで、多彩なプレーを息つく間もなく展開した池田君の嬉しい優勝だ。 【3位決定戦】塙 大樹 6−2 鈴木 優斗 |
「高校生・女子」(4/2 青葉の森) 左から、 優勝:金子 尚未さん(千葉聖心高) 準優勝:森山 沙奈さん(千葉聖心高) 3位:提箸 愛美さん(犢橋高) 4位:小西 花歩(東京学館高) 【決勝戦】金子 尚未 6−1 森山 沙奈 試合の流れ(丸印のゲームはキープ) 1.森山 沙奈 1 . 64.金子 尚未 @2B4 5E 金子さんは雑念なく集中した表情でプレーをしている。左利きのスライスサーブはキレも安定性もありプレーの軸となっている。ストロークもスライス主体のプレーかと思っていたら、トップスピンでも互角に打ち合い、ループスピンも中々いやらしい。 森山さんは勝算ありと自信をもっているように見えたが、金子さんのプレー内容が良くて、こんなはずでは…と焦りが見える。攻めてもつないでも先にミスが出て0−4とリードされる。 5ゲーム目、森山さんは辛抱した。集中して、ミスしないように甘くならないように丁寧にプレーをし、金子さんのミスを誘い2回のデュースでブレークした。 6ゲーム目、ラケットが振れてフォアの逆クロスのウィナーなど良い攻めが出てきた森山さんだが、3回目のデュースで攻撃を仕掛けたところをカウンターのエースでブレークされる。 7ゲーム目、金子さんは相手攻撃に耐える時間が長かった。2回目のデュースで掴んだマッチポイントで良いサーブが入り、森山さんはリターンをアウトしてしまった。 デュースまでもつれた終盤の3ゲームを連取した金子さんが、嬉しい優勝を手にした。 【3位決定戦】提箸 愛美 6−1 小西 花歩 |