予備日の6/23が、鳥井杯と重なることもあり、
何かと、大会当日の天候が気になります。
しかし、そこはそれ、
日ごろの行いの良さが（もちろん選手の皆さんの）
発揮され、ご覧のようなスカッ晴れ！
「この暑さの中８ゲームマッチが5試合か・・・！」
と、どのペアも優勝を念頭に覚悟を決めたようだ。
覚悟を決めた32組が、熱戦を繰り広げ、
コート上は、百花繚乱！乱暴狼藉！
レフェリーからの説明を聞く、参加選手（その１）
遅刻もなく、全チーム集合した。
レフェリーからの説明を聞く、参加選手（その２）
オーダー・オブ・プレーを
確認する各選手。
いよいよ、ゲームが始まった！
構えが出来ている所は
やはり強い。
リラックスして構えてるから
素早く動ける。お手本だ。
これは、回転のかかったいいサーブだ！
アツい陽射しの中、涼を求めて、
折りたたみ椅子がセットされる。
さすが、百戦錬磨、場所選びが上手い。
この木影は、例年の人気スポットだ。
芝生の陽射しと強いコントラストを描く。
オッと、こんなところに。
いいスポットを見つけましたね！
優勝：松平・高橋組（船橋さくら）
実は松平さんが、ぎりぎりにエントリーし、
「遅刻したら、この優勝はなかったね！」と話していた。
８ゲームマッチを１日５試合は初体験。
限界に挑戦しての優勝で、自信になったのではないか。
続く鳥井杯では、ベスト32に残る快進撃だ！
準優勝：島森・河村組（チームＹＳ・ＶＩＰ習志野台）
3位：布川・隈元組（Ｖ８・イレブン） ４位：吉永・松本組（キャンビー・ティアラ） コンソレ優勝：高木・宮内組（ヒリーズ・富士）
副賞の金塊は「重いよ！」と言われ、
「おっとっと！」を演技している高橋さんの隣で、
松平さんは「あらっ、うれしい！」と、軽々と・・・。
「ウィナーズスピーチ」
高橋さんのスピーチを、先に終わった松平さんと
麦茶のペットボトルが温かく見守った。
今大会入賞の皆さん
例年にないくらい、皆さんの笑顔が素敵です。
朝早くから、夕方（１７時）まで頑張っていただき、ありがとうございました。
松平・高橋（船橋さくら） 8－6 島森・河村（チームＹＳ・ＶＩＰ習志野台）
陽射しが強く、一番暑い中で行われた準決勝は、かなり消耗したようだ。
松平・高橋組は、布川・隈元組に何回もマッチポイントを握られながらも、
9－7と逆転で決勝へすすんだ。
一方の、島森・河村組も吉永・松本組と、競った試合を途中まで行い、
吉永・松本組が脚にけいれんをおこし、8－3と突き放した。
さすがに決勝戦、簡単なミスはなく、攻めなくてはならない試合だ。
ゲームは、3－3、6－3、6－5、7－5、7－6と接戦が続く。（赤字：松平・高橋組）
ゲーム・スタイルは、力のあるスピンのストロークを武器とする島森・河村組。
特に、河村さんはフォアバックとも両手打ちで、強打か足元かロブかの判断ができない。
そして、トップスピンで沈めたら島森さんが前後のポーチをかける。
なかなか、プレッシャーをかけるのがうまい。
一方、松平・高橋組のゲームプランは、２人ともサーブ力があるので、サーブが入ったらペースをつかむ。
ネットの並行陣を基本とし、典型的なダブルスプレーだ。
決勝では、島森・河村組から「抜ける！」と思える良いロブが来るのだが、
松平さんがスーッと下がって上手く切り抜け、陣形を崩さない。
さらに、時々みせるポーチも脅威となっていた。
7－6で迎えたゲームは、松平さんのサービスゲームだ。
松平さんは、自分のサービスゲームを２回連続ブレークされ、7－7の可能性があった。
このゲームもデュースまで持ち込まれ、ノーアド勝負になったが、
１ポイント目に良いサーブを打つなど、１ｓｔサーブがキチッと入るゲーム展開ができた松平さんが、
サービスゲームをキープして試合終了となった。
差はほとんどなかった。
ただ、優勝の松平・高橋組がサーブ力で上回り、ポーチの回数が多く、
ロブの処理がうまく、並行陣をキープ出来たことがキーポイント。
一方の、島森・河村組に横方向のポーチがもっと多く行い、
河村さんの回転の良いスライスサーブにスピードアップができたら、
次のレベルに行けるのではないかと、思った。